「発酵を科学する」アイディア・コンテスト

第3回結果発表について

企業賞
ノボザイムズ ジャパン株式会社『ノボザイムズ ジャパン 地球にやさしいで賞』
「おがくず発酵風呂の作成と微生物叢の解明」
橘駿介・山上由愛・伊藤香織・櫻井凜(長岡工業高等専門学校)


八海醸造株式会社『八海山特別賞』
「岩手県産雑穀およびふすまから作る乳酸菌再発酵・カシス甘酒の開発」
鈴木涼太・岩本拓真(一関工業高等専門学校)


株式会社ニコンインステック『ニコン賞』
「快腸!微生物と過ごすタピライフ!!」
延永峻任(熊本高等専門学校八代キャンパス)


公益財団法人 野田産業科学研究所『野田産研特別賞』
「微生物の力でお茶に革命を!いいとこ取りした新発酵茶」
武藤要(長岡工業高等専門学校)


三井化学株式会社『三井化学賞』
「悠久の刻を越えて椰子酒が宮崎を救う」
吉田実桜(都城工業高等専門学校)


有限会社りす『リ・スタンダード賞』
「微生物燃料電池を用いたバイオマス発電の高効率化」
山本一輝・熊谷連(一関工業高等専門学校)


第3回コンテスト

2019年11月9日に終了しました


長岡技術科学大学では、全国の高専生より発酵の新たな可能性を開く調査・研究アイディアを募集し、有識者を審査員に迎え、3つの部門について表彰しました。

コンテスト記録写真2019年度 応募要項

グランプリ『食品部門』

「日本酒とIoTで地域貢献!オールローカルで挑む香醸酒の開発」
奥浜真乃助(和歌山工業高等専門学校)

グランプリ『科学部門』

「スイートピーの有毒性を活かした日本初の国産β-アラニンサプリメントの開発 −オリンピック需要を見越して 」
蔵下はづき・穐田南海(都城工業高等専門学校)

グランプリ『アート部門』

「発酵を科学する〜「発酵」は微生物からの贈り物〜」
黒田研合唱同好会(都城工業高等専門学校)

参加高専一覧
旭川工業高等専門学校・一関工業高等専門学校・福井工業高等専門学校・群馬工業高等専門学校・長岡工業高等専門学校・和歌山工業高等専門学校・呉工業高等専門学校・熊本高等専門学校八代キャンパス・都城工業高等専門学校・沖縄工業高等専門学校

報告書(2017-2019年)

「発酵」は微生物からの贈り物

微生物の世界はまだ1%しかわかっていない

微生物はその生存や増殖の営みによって、自然界の多くの物を「別の物」へ変化させます。例えば植物の落葉を分解腐食させることで豊かな土壌を作り、植物と共存共生しています。そんな目に見えない小さな生物の営みが「地球の炭素循環」をし、その能力の一部によって私達人間に「美味しい贈り物」を創り出してくれているのが『発酵』です。そして、私たち人間の腸の中でも様々な微生物が生を営むことで、私たちの健康を支えてくれています。
このように人間とは、直接間接に、そして外からも内からも、そんな微生物たちからの数多の贈り物を享受することで、健やかで美味しい日々を送ることができるのです。

知られている微生物
未知の領域

微生物。
水と風の惑星、この地球に生まれた最初の命。

気の遠くなるような長い長い時の中で、
そのパートナーとして、
様々な植物や動物の命をつくり育んできた。

最後につくられた人間も、
そんな命の先達に多くを学び、
その魔法のような営みの力を借りて、
美しく味わい、
健やかに暮らすことに恵まれている。

しかし、
私達はそんな小さくも偉大な命達に
いまだ1%しか出会っていない。

訪ねてみよう、
未知なる命の営みを。
耳を澄ましてみよう、
秘められた可能性の声に。

まだ見ぬ“美”生物の世界、
99%へのプロローグ。

審査員

2019年度コンテストの審査員

Office 天羽 代表

天羽 稔

学校法人北里研究所 北里大学 北里生命科学研究所 名誉教授

高橋 洋子

一般財団法人エネルギー綜合工学研究所(IAE) 専務理事

中村 幸一郎

国立研究開発法人新エネルギー・産業総合開発機構(NEDO)

林 智佳子

中部大学応用生物学部学部長・応用生物化学科教授

福田 雅夫

有限会社りす 代表・編集者

藤本 智士

長岡技術科学大学名誉教授

森川 康

スケジュール

コンテストの今後のながれ

2019年 7月29日

応募開始

アイディアの募集を開始します。

応募要項をよくご覧の上、応募フォームよりまずはエントリーをお済ませください。

2019年 9月30日

応募〆切

アイディアの受付終了日です。

A4用紙3枚までにご自分のアイディアをまとめ、コンテスト事務局へ所定の形式にてご提出ください。

2019年 10月11日

一次審査

書類選考の結果をお知らせします。

一次審査となる書類選考を通過した応募者にのみ、最終選考について詳細をご連絡します。

2019年 11月9日

最終審査

ポスターセッションの内容を審査員が評価します。

アオーレ長岡にてご自分のアイディアを発表していただきます。各部門ごとに最優秀賞 1点を表彰します。
* 1チームにつき1名まで旅費を支給致します

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協賛について

「発酵を科学する」事務局

長岡技術科学大学 生物機能工学専攻 小笠原研究室内

〒940-2188
新潟県長岡市上富岡町1603-1

Tel: 0258ー47ー9429

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